食中毒を起こす細菌のひとつとして
ご存知の方も多いサルモネラ菌ですが、
実は、2000種類以上の種類があるそうです。
人をはじめとして、牛や豚やニワトリなどの
腸内に生息する腸内細菌の一種のようです。
それもあってか、
卵はよく感染源であると言われていますね。
この他、食肉も感染源のひとつです。
このサルモネラ菌ですが、
10℃以上で発育し、
20℃を超えると良く増殖します。
ただ、熱には弱いため、
しっかりと加熱することで予防が出来ます。
また、消毒用エタノールや次亜塩素酸ナトリウムは
サルモネラ菌の消毒・殺菌に効果的ですから、
まな板などの調理器具の除菌には適しています。
あと、チフス菌やパラチフス菌も
このサルモネラ菌の一種ではありますが、
感染力の強さや、症状の重さなどから
一般的には腸チフス、パラチフスとして
別の病気として扱われているみたいですね。
個人的には、卵かけご飯が好きなので、
生卵のサルモネラ菌は気になるところです。
一般に店頭に並ぶ卵は、
食品衛生法に基づいて消毒・殺菌されているので、
新鮮なうちであれば問題はないみたいですが、
サルモネラ菌が増殖しない10℃以下で保存するとか、
夏場は1週間程度、冬場でも2週間以内を賞味期限の目安にするなど
気をつけなきゃいけませんね。