いろいろ調べてみると、

ウイルスより大きく、0.2~10μmぐらいで、固い細胞壁をもつ単細胞生物

ということみたいです。

バクテリアと呼ばれることがあります。

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ウイルスとの大きな違いは、

細胞を持つため、自力で増殖することができます。

単細胞生物のため、細胞分裂によって数を増やすんですね。

 

この細菌ですが、

人にとって悪いものばかりではなく

有益なものも数多く存在しています。

 

ヨーグルトができるのにも、

腸を健康に保つのにも必要な乳酸菌や

納豆を作る納豆菌などがその代表例です。

 

ただ一方で、食中毒に代表されるような

感染症を引き起こすものも数多く存在します。

 

皆さんもよく耳にしたことがあるものでは、

O157(病原性大腸菌)

サルモネラ菌

黄色ブドウ球菌

腸炎ビブリオ

ボツリヌス菌

緑膿菌

赤痢菌

などなど、挙げだすときりがありません。

 

これらに感染すると、

場合によっては命を落とすような重篤な症状を引き起こすことがあります。

 

そのため、感染源を断つことが重要になりますが、

どうしたらいいでしょうか?

 

 

アルコールによる除菌などはその代表ではありますが、

全ての細菌に対して有効という訳ではありません。

 

ウイルスの殺菌でも効果のある

次亜塩素酸ナトリウムは、細菌に対しても高い効果を有しますが、

それと併せて必要なのが、増殖させないことです。

 

ウイルスとの一番の違いは何だったでしょう?

 

自力で増殖する点です!

 

 

細菌にとっての栄養があれば

どんどん増えて行ってしまうのです。

 

逆に、栄養分が無くなれば

細菌は増殖できなくなります。

この栄養分は、細菌によって様々ではありますが、

家庭の中では”汚れ”がそれにあたります。

 

なので、生活環境を清潔に保つことが

感染症予防の第一歩といえるでしょう。