11月頃から冬場にかけて流行って

おう吐、下痢、発熱などの症状を起こすのが

ノロウイルス。

 

感染源としては、

ウイルスに汚染された食べ物や水などを摂取することによるものと

感染した人から拡散して感染するケースがあります。

 

このノロウイルスが厄介なのは、

エンベロープをもたないタイプのウイルスであるため、

アルコール消毒などに対する抵抗力が強く、

また、少しのウイルス(10~100個)でも感染してしまう感染力の強さを持っていることです。

 

また、乾燥した状態でも4℃で8週間程度、20℃でも4週間以上、

感染力を失わないそうです。

 

寒いほど感染力が失われないから

冬場に流行るんでしょうね。

 

 

感染予防には、十分な洗浄と消毒。

手洗いをしっかりして、調理器具を清潔に保つことが大切です。

最近は、酸性アルコール消毒剤というものがあるようで、

これはノロウイルスにも効果があるようです。

 

殺菌剤としては、次亜塩素酸ナトリウムも効果的なようです。

 

またアルカリ電解水は、

洗浄と除菌が同時にできる点では効果が期待できそうです。

 

ノロウイルスは、熱にも強いと言われていますが、

85℃以上で1分以上加熱すると感染力を失うようですので、

しっかりと食べ物を加熱することも予防につながります。